『インド 解き放たれた賢い象』
 グルチャラン・ダース 著 友田浩 訳  (集広舎 発行)  2009.03  A5平/418頁  定価 3,486円(税込)
 インド人による初めての本格的なインド紹介の本と評判の『イン
 ディア・アンバウンド』の邦訳。ノーベル経済学賞受賞者アマル
 ティア・センも「自叙伝、経済分析、社会調査、政治点検および
 ビジネス展望が、ない交ぜになってインド理解へと導く素晴らし
 い本」と絶賛する。

第一部 希望の春(1942〜1965)
 第一章 英語で怒鳴り、サンスクリット語で詠唱する
 第二章 バザールの匂い
 第三章 行き先のない列車
 第四章 あのとき盲目、そして今は?
 第五章 もしかつて豊かだったのなら、なぜ今は貧しいのか
 第六章 新聞配達の道
 第七章 資本主義で富み、社会主義で貧する
第二部 失われた世代(1966〜1991)
 第八章 バザールの力
 第九章 《レルマロホ》と《台中在来1号》
 第十章 カースト
 第十一章 ゼロを掛ける
 第十二章 マルワリ商人
 第十三章 カブタルカーナの夢
 第十四章 許認可の憂うつ
第三部 夢の復活(1991〜1999)
 第十五章 一九九一年「黄金の夏」
 第十六章 百万人の改革者たち
 第十七章 ニューマネー
 第十八章 オールドマネー
 第十九章 中流階級の着実な台頭
 第二十章 近代と西洋
 第二十一章 まず民主主義、それから資本主義
 第二十二章 知識は富なり
 第二十三章 新しい国家