書名 : 汪元量集校注(浙江文叢)
編著者 : (宋)汪元量著、胡才甫校注
出版社 : 浙江古籍
定価 : 7,920 円
出版年 : 2012/11 月
浙江文叢 汪元量集校注(繁體豎排 精裝)
「南宋の最後の詩人」とされる汪元量(1241-1320)の代表作《湖山類稿》に収録された、「幽憂沈痛、愁思抑郁」の風格を有する480首の詩作と52首の詞作は、宋代詩歌史上において無視できない存在である。1980年代、中華書局により刊行された《増訂湖山類稿》は、清代版本《湖山類稿》《湖山外稿》及び明刊本《詩淵》《永楽大典》などに基づき編纂された最も完全な汪元量著作集である。本書は、《増訂湖山類稿》に標点・校勘・注解を加える。《浙江文叢》の1点。
汪元量自編其集爲《湖山類稿》,多經傳刻編輯。本次整理據清人所輯《湖山類稿》及《湖山外稿》,復從明刊本《詩淵》及影印本《永樂大典》輯録出水雲詩詞多首,胡才甫先生為之校注,是汪氏文集最爲完備精善的整理本。
汪元量,字大有,號水雲,別號水雲子、楚狂、自稱江南倦客、江淮倦客,宋末錢塘人。弱冠入宫給事,修習書史,賦詩填詞,鼓琴作畫,無一不精。未幾而元軍灭宋,三宫北狩。元量隨行,所睹山河零落,生靈塗炭,黍離之感,長歌當泣。在燕時,伴三宫於凄凉冷落之際。曾訪宋丞相文天祥,以忠義相期。後以黄冠南歸,漫游江湖,行蹤飄忽,人多目爲神仙。
汪元量有詩四百八十首,詞五十二首,多敘述宋亡史事,哀故國之陸沉,痛民瘼之凄楚,斥奸佞之亂政,頌忠臣之守節,幽憂沉痛,愁思抑鬱,當世多以“詩史”目之,北風黄塵,南枝明月,未嘗不使人長歎也。
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