『82年生まれ、キム・ジヨン』上映会(講演あり)の御案内【10/9(土)】 [ 2021/09/02 ]
＜お願い＞━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
コロナ感染防止策といたしまして、人数制限を150名までとさせていただきます。
予約制となりますので、チケットをご希望の方は電話、FAX、メールで承ることもできますが、ローソンやチケットピアでも購入可能です。
定員になり次第、締め切らせていただきますのでご了承ください。
ご理解・ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
当日は、必ずマスクの着用をお願いいたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2021年10月9日（土）第3回例会作品（アミカス市民グループ活動支援事業）
『82年生まれ、キム・ジヨン―生きづらさを生む社会・韓国と日本―』
●上映後、柳忠熙（リュウ・チュンヒ）氏による講演あり
＜あらすじ＞
結婚・出産を機に仕事を辞め、育児と家事に追われるジヨン。
常に誰かの母であり妻である彼女は、時に閉じ込められているような感覚に陥ることがあった。
そんな彼女を夫のデヒョンは心配するが、本人は「ちょっと疲れているだけ」と深刻に受け止めない。
しかしデヒョンの悩みは深刻だった。妻は、最近まるで他人が乗り移ったかのような言動をとるのだ。
ある日は夫の実家で自身の母親になり文句を言う。「正月ぐらいジヨンを私の元に帰してくださいよ」。
ある日はすでに亡くなっている夫と共通の友人になり、夫にアドバイスする。「体が楽になっても気持ちが焦る時期よ。お疲れ様って、言ってあげて」。
ある日は祖母になり母親に語りかける。「ジヨンは大丈夫。お前が強い娘に育てただろう」。
――その時の記憶がすっぽりと抜け落ちている妻に、デヒョンは傷つけるのが怖くて真実を告げられず、ひとり精神科に相談に行くが…。
＜解説＞
『トガニ 幼き瞳の告発』『新感染 ファイナル・エクスプレス』と、ヒット作での共演が続くチョン・ユミとコン・ユ。３度目の共演作にして初の夫婦役となった本作は、韓国現代フェミニズム文学のベストセラーを大胆に脚色し、新たな視点を加えて映画化した話題作です。監督は、これが長編デビュー作となるキム・ドヨン。
自身も２人の子を持つ母である彼女の繊細な演出は、現代女性の生きづらさと変化していく主人公の心の軌跡を丁寧に描き、すべての人たちの心を震わせる物語に見事に昇華させて高い評価を受けています。
本作では、微妙な表情が要求される難しい役を絶妙に演じて、韓国の市井の家族の日常の空気感を表現した演出とともに、作品を説得力あるものにしています。
監督：キム・ドヨン
出演：チョン・ユミ、コン・ユ、キム・ミギョンほか
第56回大鐘賞映画祭 主演女優賞／第56回百想芸術大賞 映画部門 新人監督賞
●講演テーマ 『男性から見た「82年生まれ、キム・ジヨン」』
講師：柳 忠熙（リュウ・チュンヒ）氏
福岡大学人文学部准教授、博士（学術）、専門は比較文学・比較思想、主要研究テーマは韓国・朝鮮を中心とした近代東アジアの知識人に関する研究、福岡大学で「韓国・朝鮮文学における女性・マイノリティ」に関連する授業を担当。
主人公キム・ジヨンの立場に多くの女性が共感した今作。夫デヒョンの立場から、自分のパートナーを見つめなおし、自分はどう向き合ってきたのか？と問いかけ、親世代の立場から、子育てを振り返り、自らの価値観に気づかされる。
登場人物になってわが身を振り返るとき、気づきと葛藤をもたらしてくれる経験は、そうあるものではありません。
講演では、原作の内容にも触れて頂きながら、韓国社会の歴史的な女性観や時代背景、日本社会との共通点や違いなどを解説してもらい、主人公と同時代を生きた男性として、また韓国文学の専門家として、原作の韓国での受け止められ方や、ご自身がどう本作を見たのかなど、お話ししていただきます。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
お得なパートナー（ペア）券をぜひご利用ください！
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
「82年生まれ、キム・ジヨン」上映にあたり、特別にパートナー（ペア券）をご用意しました。
2人で観るととってもお得なパートナー（ペア）券は、2人で1枚1,500円。ご夫婦・お友達・親子などペアでご利用いただけます。
大切な人と一緒に、様々な視点からこの映画を観て考えてみませんか？
皆さまのご来場をお待ちしております。
※当日ご来場の場合は、お1人1,200円（当日券）となります。
[タイムスケジュール]
12：30 開場
13：00 『82年生まれ、キム・ジヨン』上映 （118分）
15：10 講演：男性から見た『82年生まれ、キム・ジヨン』
講師：柳 忠熙氏（福岡大学文学部東アジア言語学科准教授）
16：30 終了
場所：福岡市男女共同参画推進センター・アミカス ４Fホール
料金：一般当日1,200円／前売り1,000円／パートナー（ペア）券1,500円
チケットぴあ（P551-631）、ローソンチケット（L-83843）
■託児施設ご利用できます。
・9/28（火）迄に要予約
・1人500円／6ヵ月～就学前迄が対象です。
・福岡映画サークル協議会迄ご連絡お願いします。
℡：092-781-2817 mail：fukuokaeisa@gmail.com
|
|
