| ●書評 | 著者は、商社マンの夫の転勤にともない1989年から台湾・台北市で、92年からは中国・大連市で暮らす。 台北では台湾大学大学院に在籍しながら長女・華ちゃんを出産し、大連では、現地の幼稚園に子どもを通わせながら中国武術を学ぶという活動的な生活をおくってきたが、本書はその間の記録である。 大学では中国語学科を卒業しているので中国語は堪能なのだが、異文化のなかでの出産となると戸惑いの連続。本書では看護婦や医師との対応、出産の様子を中国語を交えながら楽しく、かつ詳細に描いている。その後、華ちゃんは大連の幼稚園にいくが、ここでも好奇心旺盛な著者はトイレの見取り図まで真面目に記している。極めつけは、地元の食堂に勤めるおばさんから教わった包子、餃子などの つくり方を図解で示す秘蔵レシピと、食品・病気に関する自家製辞典「食品名・病気名中日対照表」で、これが意外と役に立つ。 出版ニュース1999年5月中下合併号 「ブックガイド」欄より転載
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