| ●書評 | 最近、古代銅鏡の調査・研究に関係するようになり、初心者の私にとって、あらためて、本書の価値が増している。数年前に購入し、一通り眼を通した後は「つん読」の状態であったが、専門的な調査の必要性に迫られて本書をまず始めに参照することが多い。入門用として親切丁寧に解説されている部分はもとより、分類がしっかりしていて網羅的であり、本格的な調査用資料としてもかなり価値が高いと言えよう。訳文も翻訳らしさがなく、また適切な補訳も加えられていて大変分りやすい。この翻訳には並々ならぬご苦労があったものと推察する。さらに、誤記・誤植の類が殆ど無いのに驚嘆した次第である。本書製作の非常な熱意を感じる。 参照図書として「酷使」している身勝手で、あえて言えば、原注、訳注がまとめて巻末に掲載されているのはやや使い勝手が良くない。章毎の通し注番号なので、出来れば章末にまとめて掲載してあれば更に使い易かったであろうと思われる。 書評というには遅過ぎる感がありますが、本書が「画期的な概説書」であると同時に大変実用的なリファレンスとして価値があることも知って頂きたく投稿しました。 09月04日(月) 18:51 投稿 転載
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