書名日韓古代彫刻史論  
ご寄稿者名西日本新聞
投稿日 5/12 日
編著者大西修也
出版社中国書店
出版年月2002年1月
ISBN4924779644

書評 韓国の古代彫刻が人の心をとらえるのはなぜか。著者
は彫像の手の指先まで行き届いた端正美や、石の冷た
さを感じさせない石塔や石仏の美しさにひかれるという。
この書は九州芸術工科大学の著者が三十年にわたって
取り組んできたそうした韓国古代彫刻の調査、研究の成
果だけでなく、飛鳥・白鳳彫刻との比較研究を目指してい
る。例えば、近年、著者が最も興味を抱いてきた課題は、
経典の解釈からはうかがい知ることができない古代仏教
信仰の実態と仏像との関係を解明することだというが、そ
の過程で法隆寺夢殿の救世(くぜ)観音像に特徴的な宝
珠捧持形(ほうじゅほうじけい)を捜し求めるうちに、中国
の舎利供養塔菩薩に行きついたという歴史の奥深さなど
が語られる。
            西日本新聞 4月7日 本と批評

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