書名清代の水利と地域社会
ご寄稿者名朝日新聞社 
投稿日 1/16 日
編著者森田 明
出版社中国書店
出版年月2002年8月1日
ISBN4-924779-69-5

書評 農業社会にとって、水利権は生命線だった。日本
の集落では、水を巡って、時には血で血を洗う争い
に発展することもあったという。
 一方、中国といえば、水路が張り巡らされた蘇州
の街並みや洞庭湖など、豊かな水に恵まれた名所や
旧跡が思い浮かぶ。しかし、長江や黄河を抱える広
大な中国大陸では、隋代の大運河をはじめとする大
工事が歴史を彩り、治水は歴代王朝の重要な国家事
業だった。
 ここでは清代を例にとり、治水の重要な一端であ
る地域社会における水の管理・運営組織などを論考
した。様々な視点から詳細な分析が、人々のたゆま
ぬ努力が中国の社会と文化の発展に寄与してきた実
態が浮かびあがらせる。

 2002年11月2日  朝日新聞 夕刊

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