書名異文化のなかの郭抹若
副題ー日本留学の時代
ご寄稿者名日本経済新聞
投稿日 1/16 日
編著者武継平
出版社九州大学出版会
出版年月2002年12月
ISBN4-87378-753-X

書評  日本滞在の10年思想論考で迫る。

 二十世紀初頭、中国では西洋列強の仲間入りを
した日本への留学ブームが起こり、日本の中国人
留学生数は一万人を超えたという。現代中国の文
豪として、魯迅の次にその名が挙げられる郭抹若
も一九一四年から十年間、日本に留学、最終的に
九州帝国大学医学部を卒業している。
 本書は医学を学ぶため留学した郭抹若が、同胞
の「心」を救う文学の道に転じ、知名度の高い文
学者に成長していった日本滞在記について、徹底
的な事実検証と作品・思想論考で迫った労作であ
る。

 日本経済新聞 2003年1月

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