書名周辺から見た20世紀中国
副題日・韓・台・港・中の対話
ご寄稿者名朝日新聞
投稿日 1/27 日
編著者横山宏章・久保 亨・川島 真編
出版社中国書店
出版年月2002年12月20日
ISBN4-924779-71-7

書評 二00一年十一月、長崎県対馬・厳原町で開かれた
シンポジウムの報告集。東アジア五ケ国・地域の近現
代史研究者二十一人が一同に会し、三日間にわたり繰
り広げた学術討論の内容を完全収録した。
 東アジアでは長く中華帝国を中心とした「華夷秩序」
が保れていたが、十九世紀半アヘン戦争を機にその構
造が崩壊。二十世紀に入ると、欧米列強の侵食、盟主
の座を狙った日本の野望、社会主義の台頭と変化、急
速な経済成長が複雑に絡み合い、目まぐるしい「権威
の拡散・変遷」をたどった。
 本書は中国と周辺地域の立場から激動の世紀を振り
返ることで、多様な中国観を浮き上がらせるとともに、
今後の東アジアを考える新鮮な視点を提示している。
編者の一人で、シンポジウムを企画した横山氏は長崎
シーボルト大国際情報学部教授。
本と批評 2003年(平成15年)1月26日日曜日
 西日本新聞


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