書名中国 報道と言論の自由
副題新華社高級記者・戴煌に聞く
ご寄稿者名朝日新聞 
投稿日 5/02 日
編著者横澤泰夫編著
出版社中国書店
出版年月2003年3月28日
ISBN4-924779-74-1

書評 言論・報道統制が厳しいとされる中国
にも、反骨のジャーナリスト魂を持った記
者はいる。葉にきぬを着せない新華社の
戴煌(ダイ・ホアン)氏は報道の自由を叫び
続ける。本書は彼へのインタビュー記録
だ。
 戴煌氏は28年、江蘇省生まれ。軍事
関係を中心に取材してきたが、57年の
論文発表をきっかけに「右派」のレッテ
ルを張られて、記者としての活躍の場を
追われ、労働改造や監獄生活など21年
間、苦難の日々をおくった。78年名誉回
復するが、その壮絶な人生は鉄の反骨
精神を育てた。
 インタビューは昨年3月に北京の自宅
で行なわれた。毛沢東批判や民営新聞
発行の推進、新聞は共産党の代弁者で
はない、など大胆な発言が飛び出す。中
国の言論・報道における生々しい真実の
姿が映し出されている。
 聞き手の横澤氏は元NHK外信部記者
で、現在、熊本学園大学教授。

 2003年4月26日 朝日新聞より転載 



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